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おいでよ ほうりつがくのもり(基本書レビューblog)

まったり司法試験・予備試験の基本書をレビューします

労働法の基本書・演習書

入門書

プレップ労働法 第4版 (プレップシリーズ)

プレップ労働法 第4版 (プレップシリーズ)

 

 神レベルの入門書。網羅性、薄さ(プレップシリーズにしては厚いけど)、読みやすくポップな文体、信頼度、安さ(当社比)どれをとっても一流。

 労働法を本格的に学習する前に必ず読んでおきたい。

 

労働法 (有斐閣ストゥディア)

労働法 (有斐閣ストゥディア)

 

 プレップの記述はポップすぎるというあなたに。こちらは無駄を削ぎ落とした文体で読みやすい。 司法試験の科目としてではなく、学部や法科大学院の選択科目として労働法を勉強するならストゥディアで十分である。薄いため3日で通読できた。

 ひとつ欠点をあげるとすれば判例の引用が年月日だけで収録雑誌名がない点である。正直年月日と労働法というジャンルがわかっていれば自習するうえで検索するぶんには別に困らないのだが、大した手間や分量ではないと思うので雑誌名も引用しておいてほしかったと思う。

 しかし、雑誌名まで省略するだけあって記述は非常にコンパクトで良い。コラムも充実しておりざっと読むだけでも勉強になった。

 

基本書

労働法 第5版

労働法 第5版

 

 基本書というより学習者向けに配慮された教科書という感じ。ケース・スタディ方式。初学者が頭から読んでいってわかるように配慮されている。また通説中心の簡潔な記述で読みやすい。試験的にも2014年4月改訂と非常に新しい点がうれしい。

 上記「プレップ」の後に読んだが、2冊目がこれで良かったと思う。司法試験対策に限定すればこのレベルと判例集で十分。おすすめ。

 

労働法 第10版 (法律学講座双書)

労働法 第10版 (法律学講座双書)

 

 分量があり判例学説の解説が充実していた。いきなり通読するのは初学者にはきついが、ロースクールの予習復習レベル・司法試験レベルになると菅野労働法を読まざるをえない。ロー生は頑張って読みたいところ。学部生なら自分の学力と相談か。

 また様々な演習書・論文で引用されているためロー生なら辞書として購入したほうが結局便利だと思われる。大学の図書館に10冊以上置いてあっていつでも読める、という恵まれた環境にあるなら別だが…。講義や試験の前にはみんな参照するので、結構借りられている。

 
労働法概説 第3版

労働法概説 第3版

 

 司法試験対策というか、具体的事案にどう対処するかということに重点がおかれて書かれている。あてはめが書きやすい。司法試験科目として割り切るなら最適の基本書。

 ただし、論点によって厚いところと薄いところがあるので菅野あたりを副読したほうが安全かな、と思った。新しい(2014年3月改訂)ところが試験的にとても嬉しい。

 労働法を司法試験の選択科目にすることを決めており、答案の書き方に迷っている人が2冊目の基本書として使うのにおすすめ。

 

演習書

事例演習労働法 第2版

事例演習労働法 第2版

 

 

ロースクール演習 労働法

ロースクール演習 労働法

 

 

労働法演習ノート

労働法演習ノート

 

 この3冊は労働法選択者のほとんどが解いていると思われるため、必ず解いておきたい。「事例演習労働法」が一番解説が丁寧で、出題趣旨もついているので試験対策になる。迷ったらまずは「事例演習労働法」をやってみて、そこから「ロースクール演習」、「演習ノート」と進んでいくのが良い。

 
ウォッチング労働法 第3版 (法学教室Library)

ウォッチング労働法 第3版 (法学教室Library)

 

 法学教室ライブラリーシリーズらしく論点の解説は充実しているが、事例の解き方を教えてくれるという感じではない。司法試験対策と割り切るならここまでやらなくても受かるだろう。というか、上記3冊の演習書をまともにやっていたら時間が足りない。

 しかし、論点中心の解説はゼミや演習タイプの講義では必ず参照したい。

 

判例

別冊ジュリスト No.197 労働判例百選 第8版

別冊ジュリスト No.197 労働判例百選 第8版

 

 司法試験対策的には百選+近年の重判で十分。

 百選以外だと労働判例インデックス〔第3版〕が2冊目の判例集として簡潔にして要領よくインプットできるのですごく便利だったが、お金のない人は百選+重判に絞っても十分だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

他の科目の記事は下記からどうぞ。

campho.hatenablog.com