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おいでよ ほうりつがくのもり(基本書レビューblog)

まったり司法試験・予備試験の基本書をレビューします

走れメロス

 メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意したからではない。後輩が、司法試験予備試験に合格したからであった。メロスには法律がわからぬ。短答が解けぬ。論文も書けぬ。メロスは、地方のロースクール未修3年生である。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた(社会人経験)ので、あまり人と関わってこなかった。対話能力にも欠け、口述式試験及びソクラテスメソッドを用いたロースクールの講義も不得意である。メロスには父も、母もない。女房もない。奨学金地獄で、十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律儀なロリコンを、近々、花婿として迎えることになっていた。結婚式も間近なのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣装やらを買うための服を買いに、ロースクールの出席点を犠牲にしてはるばる市場までやってきたのだ。まずユニクロに行き、それから大通りをぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今はこのシラクスの市で、

 

 

飽きた